コラム

私を慈しむスキンケア#04 ~私という花をどう育てていきますか~【Maha Surya公式コラム】

 

私を慈しむスキンケア#04
〜私という花をどう育てていきますか〜

メイクアップアーティスト
小林由佳

私を慈しむスキンケア#04

You are what you eat
「あなたの食べたものがあなたの体と心をつくっている」という欧米のことわざがあります。
私はこれをYou are what you choiceとeatをchoice=選択におきかえ、「私が選んだものが私を構成している」と意味付けし日々の生活の小さな選択の時に役立てています。
具体的には、今の私の体質や肌質、体調や気分、心の居所はどんなかな?と観察し、私が喜ぶ選択を意識的にしています。



スキンケアの場合



『肌の声』『好きなアイテム』『憧れ』
この3つを軸に観察すると毎日のスキンケアが充実し、あなたという花を輝きと共に育てるヒントが見つけやすくなります。

『肌の声』
自分の花(顔)を鏡と手を使ってじっくり観察します。
・ 肌の色艶はどうかな?
・ 水分量は増えてるかな?
・ むくみはあるかな?
この問いかけに答える肌の声に「いま必要なきれいになるヒント」がたくさん潜んでいます。 艶がない、乾燥してるなど不足を感じた時は何かをプラスし、調子が良い時は思いっきり褒め讃える(笑)
この観察し応えていく行為が肌を育て、一緒に日々の喜びも育ててくれます。

『好きなアイテム』
自分の好きなアイテムを観察してみる。
・ この化粧水の香り好きだな
・ このボトル好きだな
・ 塗った後の肌の質感好きだな
など「好き」のアンテナに引っかかったそのワケを観察してみると、肌の状態、体調や気分と深くリンクしていることに気がつきます。 こういう時はこの香り、質感がベストという結果を重ねるうちに、「今の私にフィットしてる」アイテムを選択できるようになります。

『憧れ』
憧れの肌や女性像を観察する。
メイクアップの場合、成功の鍵はゴール設定に尽きます。ゴールを明確にすることで、必要なアイテムやテクニックを選び手順を組み立てることができます。
スキンケアも同様、憧れる女優さんの肌を観察したり、手に入れたい肌や質感を明確にする。潤い?透明感?凛とした肌?など、どんな肌に育てたいかによって選ぶアイテムの軸ができていきます。

こんな風に小さな声に「応え」、見逃しがちな「好き」と「憧れ」を大事にすることで「どう育てよう?」から「こう育てていこう!」と主体的に日々のスキンケアを楽しんでいけるようになります。

毎日のスタートラインとゴールラインに位置するスキンケア。 皆さまも、色々な角度から、様々な視点から「私という花」を育てることを工夫しながら楽しんでみてくださいね。

2022.2.21

小林由佳

1980年3月31日生まれ。
メイクアップアーティスト。
短期大学卒業後、ヘアメイクアップアーティストの先駆者、渡辺サブロオ氏に師事。 2002年、同氏が手掛けるサロン『THE SABLO'S VIEW 新宿伊勢丹』に専属アーティストとして約7年間在籍。その後、約2年間渡英。帰国後は、『LE WATOSA 表参道』に復帰。これまでに約7,000人以上のメイクアップやレッスンを担当。2020年1月に独立。

ホームページ
https://www.youcolour.jp
Instagram
@yuka_youcolour

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